IPA 品質改善 書籍

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)が発行している品質改善関連の書籍は多数ある。

その中で、現状品質改善に取り組み始めているが、このままでうまく進むのか不安であるという方のために特にお勧めな書籍が2冊ある。

 

1冊目は、高信頼化ソフトウェアのための開発手法ガイドブックである。この本は、レビュー技術やテスト技法について記載があり、自分の組織にあわせてどのようなやり方を採用していくべきか参考になる。また、何と言っても、39の障害の再発防止事例が有効である。長い歴史の中で、障害の根本原因を対策するための再発防止が積み重なり、開発プロセスが出来上がっていると言っても良いが、他の障害事例で少しでも開発プロセスの背景が学習できれば、強みにつながるだろう。また、比較的大きな企業の例ではあるが、信頼性改善の具体的取り組みが記載されている。2-3日はかかるだろうが、信頼度の向上に取り組んでいる、又は取り組もうとしている関係者者は、一度読むと良いと思う。

 

2冊目は、続 定量的品質予測のススメである。品質の改善を考えるためには、その目標を定量的指標で設定する必要がある。また、測定した指標に問題の兆候があるのか? その対策はどのようにすれば良いのか?などの解決を手助けをしてくれる本である。こちらの本は、以前にブログでも書いたが、組込み開発の場合は、ESQR(組込みソフトウェア開発向け品質作り込みガイド)と合わせて理解することをお勧めする。

 

         2013年1月8日   合同会社 コンサランス代表 高安篤史

コンサランス

IoT書籍発売中

  ↑2021年10月発売

↑2022年4月発売

お気軽にご相談ください

住所:(横浜事業所)

〒231-0021 

横浜市中区日本大通7 

日本大通7ビル4F YBP

 

代表:高安篤史

  (プロフィール

 

主な業務 :

 ・経営戦略/ソフトウェアの

  開発管理品質改善IoT

  /DX関連のコンサルティング

 ・IT系研修などの講師派遣

   

email;takayasu【@】consulance.jp

( 【@】⇒ @ )

 

休業日:年中無休

 

対象地域 :

首都圏近郊(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、静岡県)を中心に全国へ出張等可能ですので、ご相談ください。名古屋、三重、大阪、岡山などにも頻繁に出張させていただいております(その他、北海道、岩手、宮城、山形、群馬、栃木、山梨、岐阜、福井、滋賀、京都、兵庫、広島、福岡にも複数回の出張の実績があります)。出張履歴

 

コンサルティング、研修提供、講師派遣をご希望の方は、下記の

メールアドレスへご連絡ください。 

email;takayasu【@】consulance.jp

 ( 【@】⇒ @ )

 

 

直接詳細のお打ち合わせの御希望の方も、メールでご連絡ください。

DX