シックスシグマの国際規格動向

シックスシグマは、各国、各社において、独自性を発揮し、進展してきた面が強かったが、近年、シックスシグマの進め方やBB(ブラックベルト)などの能力についての標準化の流れが加速している。

2011年に「プロセス改善における定量的方法」がISO13053にて規定された。この中では、下記のDMAICとツールについて纏められている。

 

・ISO13053-1 第1部 DMAIC手法

・ISO13053-2 第2部 ツールや技法

 

また、2015年には、グリーンベルト(GB)/ブラックベルト(BB)/マスターブラックベルト(MBB)等の資格要件を規定した下記のISO18404も発行されている

 

ISO18404 プロセス改善における定量的手法 ―シックスシグマ― シックスシグマおよびリーン実施に関する主要専任者の能力と組織の適格性

 

 日本においては、一時期かなりの企業がシックスシグマに取り組んだものの、QCサークルなどの現場改善が主体だった日本の製造業の文化に合わず、継続できている企業は少ない。しかしながら、世界的には、シックスシグマの必要性は益々高まってきている。

 

 この違いは、なぜなのだろうか? 世界は第四次産業革命に代表される変革の時を迎えている。この変革の時代においては、現場の課題を現場主導で改善するのではなく、トップダウンであるべき姿を目指し、抜本的に業務の在り方を変える必要がある。

 

 このことが理解できている国、企業は、経営課題を抜本的にトップダウンで解決可能なシックスシグマの重要性を認識し、またシックスシグマの実践を取引先に求めるなどの動きになっており、標準化が進んできている。

 

また、IoT(Internet of Things)と言われるつながる社会においては、企業間の連携が重要になっており、パートナー企業の力量をBB(ブラックベルト)の人数で把握するなどの流れもある。今までは、企業独自でブラックベルトの認定を実施してきているが、ISO18404などでは、BBなどの能力が規定されており、客観的基準により、そのBBなどの能力の認定が重要になってきている。特に中国では、BB(ブラックベルト)、GB(グリーンベルト)などが国家試験として実施されている。

 

 シックスシグマは、独自の用語などがあり、馴染みにくい面もあるが、トップダウンでの推進などの特徴はあるものの、上記のISOで規定されている内容も含め、特に特別なものでは無いと考える。

 

例えば、下記について確認してもらえれば納得していただけると思う。

 

①ISO13053-1 第1部 DMAIC手法

→ 改善を進める手法であるDMAICは、必要なフェーズが体系化されており、当然のことを実施することであり、習得が無駄になることは無い。

 

②ISO13053-2 第2部 ツールや技法

→ 改善は、フレームワークやツールを利用することが必要になる。そのために必要なツールが網羅されており、ビジネスパーソンとしての必須の内容である。

 

③ISO 18404 主要専任者の能力と組織の適格性

→ 23項目の能力項目がどのように必要になるかが纏まっている。全項目に対し、特にシックスシグマだからという項目は無く、マネージャレベルのビジネスパーソンの必須の能力であると判断できる。

 

①②③を纏めると、シックスシグマ 及び 各能力は、ISOで規定されたことで、より使いすくなり、また各企業の共通の物差しとしても利用できるようなったことが大きい。

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